コロナ陽性で欠席となったミシェル・ファイファー、コリン・ファレル
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 米ロサンゼルスで開催された第28回放送映画批評家協会賞授賞式では、新型コロナウイルスに感染したため欠席せざるを得なくなったスターが複数出た。

 9ノミネートの映画『イニシェリン島の精霊』からは、主演男優賞にノミネートされていたコリン・ファレルと、助演男優賞にノミネートされていたブレンダン・グリーソンがコロナ陽性のため欠席。二人は現地時間10日に開催された第80回ゴールデン・グローブ賞授賞式にそろって出席し、コリンは見事、コメディー/ミュージカル部門の男優賞に輝いていた。

 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で助演女優賞にノミネートされていたジェイミー・リー・カーティスも、コロナ陽性で参加できず。「(チームのみんなに)声援を送れないなんて、コロナが憎い」とInstagramに心境をつづった。最多14ノミネートを果たしていた『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は、作品賞、監督賞、助演男優賞(キー・ホイ・クァン)、脚本賞、編集賞の最多5部門受賞となった。

 ドラマ「ファーストレディ ホワイトハウスの品格」でテレビ映画・ミニシリーズ部門の主演女優賞にノミネートされたミシェル・ファイファーも陽性で不参加となった。

 Deadlineによると、第28回放送映画批評家協会賞では、授賞式前72時間以内のコロナ陰性証明の提出が義務付けられるという最近では珍しい措置が取られたのだという。(編集部・市川遥)