栃木県を代表する美術作家たちの作品が一堂に会するチャリティー展が、１３日から宇都宮市内で始まりました。

　栃木県総合文化センターで開かれているこの作品展は、財政難の問題を抱える県文化協会を支援しようと、協会に所属する作家たちが協力し実現したものです。

　入場料を１００円以上に設定して来場者からの寄付を募るほか、展示されている作品は購入ができ売り上げの一部が協会に寄付されます。

　会場には栃木県を代表する５４人の作家たちの作品が合わせて１１４点展示されています。

　大田原市在住の人間国宝、勝城蒼鳳さんの竹工芸や、栃木県の文化功労者の絵画、工芸、書道など多種多様な作品が展示されていて、開場と同時に多くの人が訪れて、作品を鑑賞したり購入したりしました。