２０２２年１０月にウズベキスタンで行われた世界柔道選手権大会の男子６０キロ級で優勝した、下野市出身の高藤直寿選手に１３日、知事特別表彰の「県スポーツ功労賞」が贈られました。

　東京オリンピックの金メダリストでもある高藤選手は、世界選手権で５試合を勝ち抜いて優勝、２０１８年以来の４度目の制覇で日本男子最多記録に並びました。

　これを称えこの日、栃木県庁で県スポーツ功労賞の授与式が行われ、福田富一知事から表彰状と記念のトロフィーが手渡されました。また、ＪＡ全農とちぎからは県産の米やとちぎ和牛などがプレゼントされました。

　

　高藤選手は「世界選手権では、普段通りの力が出せて優勝できました。今年は２月と５月に国際大会があり、来年のオリンピックに向けて代表を勝ち取れるように戦っていきたい」と抱負を語りました。

　

　福田知事は「けがをしないように気をつけパリ・オリンピックに向けいい成績を積み重ねてください。また良い知らせを期待しています」と激励しました。

　高藤選手の県スポーツ功労賞受賞は５回目で県民栄誉賞も２０２１年に受賞しています。