じゃんけん大会でファンと盛り上がった小祝さくら(撮影:ALBA)

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23日に新宿区の『アルペントーキョー』で行われたトークイベントに、今季2勝の小祝さくらが登場。普段から思いもよらぬ天然発言が話題になるが、今年の仕事納めの場でも会場の笑いを誘う“小祝節”を連発した。その一部を紹介しよう。

■「風邪をひかないように…」
今季「全米女子オープン」出場のため国内ツアー連続出場記録が142試合で途絶えたが、休んだのは1試合のみで“鉄人”ぶりは健在だ。秘訣について聞かれると、「体調面に気を付けています」とのこと。その方法を聞かれると「風邪をひかないように、毎日(ヨーグルト飲料の)R-1を飲んでます」と回答。アスリートだけにストイックに管理してるかと思いきや、のほほんとしたやり方に一気に場が和んだ。
■理想のおにぎりは?
以前、やってみたい仕事に『おにぎり屋さん』を挙げていた小祝。そこでMCから『どんなお店にしたいか』という質問が投げられると、急激にギアが入った。のんびりした口調は変わらないものの、「おにぎりの具が少ないのは許せないんです。一口食べたら具に届くのが理想」と熱弁。意外(?)なまでの“こだわり”が語られた。ちなみに好きな具は「いろいろあるけど、北海道の筋子です」。
■勝ちたいメジャーはTOTO??
来季の目標に掲げたのは「メジャー優勝」。これまで「あまりこだわりはなかった」というが、通算8勝のうち公式戦優勝はゼロとあって、最近意識するようになったという。ただ『一番勝ちたいメジャー大会は?』という質問に、間髪入れず返した答えは「TOTO(ジャパンクラシック)です!」。これは日本で行われる唯一の米国ツアー公式戦だが、メジャー大会ではなく…。そのことを指摘されると、目を丸くして「そうなんですか!?」と“ガチびっくり”。
■便器が欲しいんです
メジャーではないものの…たしかにTOTOで勝つと米国ツアーの出場権が付与される、選手にとっては大きな意味がある大会だ。「QTを受けてまでアメリカに行こうとは思わない」と、来季以降もあくまでもスポット参戦でメジャーなどに出場する意向を明かしたが、もしかしてTOTOで勝ちたいのは、QTを経ずに出場権が手に入れば米国へ行きたい、ということなのか? そこで、その真意を聞いてみると、米参戦は即座に否定。ではなぜ勝ちたいのかと聞かれると、「(副賞の)便器が欲しいんです」とまさかの“珍回答”。
■タイムマシンで行きたいのは…
トークセッションでは、ファンからの質問にも答えた。そのひとつに『タイムマシンに乗れたら過去と未来どちらに行く?』というものがあったが、小祝が少し悩んで出した答えは「過去」。さらに何歳くらいに戻りたい? と聞かれると「4歳」と具体的な答えが返ってきた。
その理由は「4歳くらいから記憶があるので、今の記憶を持ったまま人生をやり直したい。もうゴルフはやったので、専門学生とかになって、普通の学生生活を送ってみたいですね」。厳しい練習を続けてトップ選手になったプロゴルファーの本音が、小祝らしい言葉で語られた。

今年もプレーのみならず、その言葉でもファンを楽しませた小祝。オフには「フェードとドローの両方とも思い通りのイメージで打てるように」とショット面を磨き、来年の開幕に備える。1月からは宮崎、そしてアメリカで合宿も予定。悲願のメジャー制覇、そしてTOTOジャパンクラシック優勝で便器を手に入れたら、その時の“回答”も楽しみだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>