Appleが2024年に発売するとされる第4世代「iPhone SE」の大量生産が、延期もしくはキャンセルされる可能性があると報じられています。その理由として、「売上の不調」や「デザインの変更」、「世界的な景気後退への対応」などが挙げられています。

Kuo: Apple to Cancel or Postpone 2024 iPhone SE 4 - MacRumors

https://www.macrumors.com/2022/12/20/apple-to-cancel-or-postpone-iphone-se-4/

Apple might cancel the iPhone SE 4 next year - and I'm glad | Digital Trends

https://www.digitaltrends.com/mobile/apple-might-cancel-iphone-se-4-2023-i-am-glad-why/

Appleは第3世代「iPhone SE」を2022年3月18日に発売しました。その次の世代として、2024年に発売される予定の「iPhone SE 4」の生産が延期もしくはキャンセルされる可能性があることを、Apple関連の的確な予想で知られるアナリストのミン・チー・クオ氏が報じています。

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クオ氏によると、iPhne SE 3やiPhone 13 mini、iPhone 14 PlusといったローエンドからミッドエンドのiPhoneの売れ行きが想定よりも好調ではないため、同じくローエンドの第4世代iPhone SEの生産が延期もしくはキャンセルされる可能性があるとのこと。



また、第4世代iPhone SEはiPhone XRのようなホームボタンを廃止したフルスクリーンデザインに変更されるとうわさされており、クオ氏は「デザインの変更が製造コストや販売価格の上昇につながるという懸念があります」と述べており、その結果、クオ氏は「Appleは第4世代iPhone SEの製品としてのポジショニングと投資収益率を見直す必要があります」と指摘しています。





また、クオ氏によると「Appleは第4世代iPhone SEのような不必要な新製品の開発費を削減することで、2023年に予測されている世界的な景気後退を乗り切ることができます」とのこと。





クオ氏は2023年のAppleについて、「電気自動車やサーバーの開発は市場の期待ほど好調ではありません。Appleの主要な技術部門が最悪の方向に向かっています」と述べ、「Appleの2023年の主要な技術部門について、楽観視はできません」と危惧しています。