24歳、お誕生日おめでとう!(撮影:ALBA)

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20日、新垣比菜が24回目の誕生日を迎えた。この日、太平洋クラブ成田コースで行われたファン交流イベント「DESCENTE GOLF FESTA」(デサントゴルフフェスタ)に参加した新垣には、サプライズでケーキがおくられ、「うれしいです。ありがとうございます」と喜んだ。
2018年にツアー初優勝を挙げた新垣だが、昨季はメルセデス・ランキング59位でシードを喪失。今季はQTランキング19位でシーズン前半戦の出場権を得て戦ったが、思うような成績を残せず、31試合に出場してトップ10は1度だけ。メルセデス・ランキング85位でシード復活とはならなかった。
「今年は前半戦に出られれば、大丈夫だろうと思ったんですけど、最初が全然ダメだった」。地元沖縄での開幕戦でいきなり予選落ちとつまずいた。「そのときはスイングも悪かったので、クラブが悪いとは全然思っていなかった」と、その後はクラブにも悩んだ。「換えていくうちに良くなった」と、開幕から3カ月くらいはテーラーメイドの『ステルスプラス』を使用していたが、途中で『ステルス』に変更。10月にはフジクラの『SPEEDER NX 50S』との組み合わせで「マッチした」と、クラブへの不安は払しょくされた。
2年連続で挑むことになったQTファイナルステージでは14位に入り、来季前半戦の出場権を獲得。5年ぶりの優勝とシード復活を目指す。「初戦が(地元沖縄の)ダイキンなので、そこで優勝を目指すのと、後半戦もしっかり出られるようにリランキングも頑張ります」と新垣独特のゆったりとした口調で意気込む。
地元の沖縄で過ごすオフは「しっかりピンを狙っていけるショットを身につけるのと、アプローチ、パターといった小技をレベルアップしていきたいです」と、しっかり課題に向き合って取り組む予定。来年3月のツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の最年少出場記録は、新垣が小学校6年生のときに樹立した12歳2カ月。それから12年が経つ2023年、成長した姿を地元のファンの前で見せたいところだ。
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