語学力や国際感覚に優れたグローバル人材を対象にした合同企業説明会が13日、栃木県総合文化センターで開かれました。

この企業説明会は、外国人留学生や海外留学の経験者などグローバルな人材を対象にしていて、栃木県と栃木県国際交流協会が毎年開いているものです。

今回は事前の申し込みの時点でベトナムやネパール、フィリピンの留学生など82人から申し込みがありました。

2021年は、新型コロナウイルスなどの影響により参加した企業は8社でしたが、2022年は、インバウンド需要の高まりを受けて県内に本社や事業所を置く製造業や観光業などおよそ2倍の14社が出展しました。

県内に住む外国人の相談窓口である「とちぎ外国人相談サポートセンター」によりますと2021年、対応した相談のうちおよそ1割は雇用関係の相談だったということで外国人の就職に対する関心と不安が伺えます。

説明会に参加した人たちは企業の説明に熱心に耳を傾けていました。