13日は最高の開運日と言われる「一粒万倍日」です。栃木県・真岡市の神社では福の神として祀られている巨大なえびす像のすす払いが行われました。

真岡市東郷にある大前恵比寿神社のえびす像は台座部分を含めると20メートルあり、えびす像の中では日本一の高さを誇ります。このえびす像のすす払いは師走の恒例行事となっていて、今年は朝から小雨が降る中、神職が高所作業車に乗ってえびす様の顔についた汚れを落としました。

すすを払う竹ぼうきは苦(九)難を避けるの語呂合わせから「9」メートルのものを使っています。巫女たちも像を拭いたり台座に溜まった落ち葉を掃いたりしました。

神職らは金運招来や商売繁盛のご利益だけではなく、世界平和や疫病退散も願って、新年を迎える準備を進めていました。