『ブラック&ホワイト』のイベントに出席した蛭田みな美(左)と成田美寿々(撮影:ALBA)

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スポーツウェアブランド『ブラック&ホワイト』が10日、新宿高島屋(東京都渋谷区)でトークイベントを開催した。そこにウェア契約を結ぶ蛭田みな美が、来季からの無期限休養を発表した成田美寿々とともに参加。悲願の初優勝へ、ツアー13勝を誇る先輩から貴重なアドバイスも授けられた。
「ツアー13勝の成田さんは“神のレベル”。憧れです」。そんな大先輩とともに自身初となるイベントに参加した蛭田は、「(成田に)たくさん助けていただいた(笑)」というなか、ファンとの時間を満喫。トークセッションでは、メルセデス・ランキング83位で終えた今季について「成長はできたけど、パターで精彩を欠いたことは反省したい」などと振り返った。
今月2日まで行われていたQTファイナルで29位になり、来季の前半戦出場権はガッチリ死守。イベントでは、新シーズンの目標に『優勝』を掲げた。そこに向けてオフは飛距離アップをメインに、国内で準備を進めていく。
そんなレギュラー初優勝を目指す蛭田には、隣にいた“神”からの助言も。「優勝争いをしている時は、『勝ちたい』ではなく『勝てる』、『やりたい』ではなく『できる』という風に考えてきた。少しの言葉の違いだけど意識が変わる」という成田の言葉を、深くうなずきながら聞き「重みがあります」と染み込ませた。さらに「大丈夫! 調子がよかったら勝てる!」という“太鼓判”も。この言葉も大きな支えになりそうだ。
また成田の休養決断については、「一流選手として英断というか、かっこいいと思った」と支持。藤田さいきも含む、同じ“ブラホワファミリー”の先輩の背中は、これからも大きな手本となる。
トークセッションで、成田から「ギラギラした太陽ではなく、ポカポカとした暖かいイメージ。癒されますね」と評されたほんわか雰囲気はこの日も健在。『今、旅行に行きたい場所は?』という質問に、「カタール!」と即答し、成田やファンの笑いも誘った。癒し系の25歳は、“優勝”への闘志も胸に抱きながら2023年に向かっていく。
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