巨大なフクロウの像で知られる那珂川町の神社で9日、恒例のすす払いが行われました。

栃木県と茨城県の県境にある鷲子山上神社のすす払いは参拝に訪れた一般の人も参加でき、今年はおよそ90人が参加しました。毎年、年末の恒例行事で、語呂合わせで「いーふく」の日の12月9日に行われています。

フクロウは苦労を運び去り、多くの幸せを運んできてくれるといわれていて、参加した人たちは高さ7メートルの大きなフクロウの像を竹ぼうきを使って1年間の汚れを落としていきました。境内にはいたるところにフクロウの像が置かれていて、その数は150体にもなります。

真っ赤な寒椿が見ごろを迎える中参加した人たちは1年間の苦労を払い福が訪れるよう、ぞうきんを手にフクロウの像をきれいにしていきました