栃木県警察本部が年末年始にパトロールを強化する特別警戒が11日から始まるのを前に、事件や事故の防止を呼び掛ける繁華街での特別パトロールが9日、宇都宮市で行われました。

パトロールは県警が県民に防犯意識を高めてもらおうと、11日から始まる年末年始の特別警戒に合わせて毎年行っています。

宇都宮市のオリオンスクエアで行われた出発式では、県警の難波健太本部長が「特殊詐欺や自動車の盗難など身近な犯罪が増えている。県民が安心して年末年始を迎えられるよう県警をあげて事件や事故の防止のため施策を推進していく」とあいさつしました。

パトロールでは「みんなでなくそう年末年始の事件・事故」をスローガンに、福田富一知事をはじめ警察やボランティア団体などが横断幕やプラカードをもってオリオン通りを練り歩き、事件や事故の防止を呼びかけました。

年末年始の特別警戒は11日から年明けの1月3日まで行われます。