次世代型路面電車・LRTの導入を見据え2017年に作られた県央まちづくり協議会は9日、創立5周年記念のフォーラムを宇都宮市で開き、来年4月から名称を変え活動範囲を県内全域に拡大すると発表しました。

これまで県の中央エリアの新たなまちづくりを目指していた県央まちづくり協議会は、来年4月から名称を変え「とちぎ圏央まちづくり協議会」として活動範囲を県内全域に拡大します。

圏央の「圏」は「北関東圏」を指していて北関東の中心という意味を込めたということです。県央まちづくり協議会によりますと、LRTの開業が来年8月となりオール栃木での対応が求められる中、企業力の集積が都市間競争のカギとなることから今回の名称変更に至ったということです。

今後の新たな活動として、ものづくり県とちぎとして県北、県央、県南エリアの企業間ネットワークづくりを進め県内にある企業の本社との連携も支援するとしています。