栃木県は文化やスポーツなど、さまざまな分野で活躍する栃木県ゆかりの著名人に県の魅力を発信する「とちぎ未来大使」を委嘱しています。

今回、とちぎ未来大使に委嘱されたのは、今年9月に行われた「いちご一会とちぎ国体」で活躍したあの選手です。

とちぎ未来大使の委嘱を受けたのは、真岡市出身で水泳競技の水沼尚輝選手です。水沼選手は今年9月、栃木県で開かれた国体に地元の期待を背負って出場、成年男子100メートルバタフライで見事、優勝を飾りました。国体前の6月にはハンガリーのブダペストで行われた世界選手権で100メートルバタフライの準決勝で日本記録を更新、銀メダルに輝くなど日本の水泳界をけん引しています。

県庁昭和館で行われた委嘱式では、福田富一知事から水沼選手に委嘱状と「大使」用の特別な名刺の目録が手渡されました。

イチゴの生産量日本一を誇る栃木県の中でもとりわけ生産が盛んな出身地、真岡市をイメージして水沼選手自らが考えたという肩書「とちぎいちご水泳大使」の名刺を携え、栃木県の魅力をSNSなどで発信していくということです。