栃木県内の新型コロナ感染 1週間のまとめ(12/1~12/7)
新型コロナウイルスの栃木県内の発生状況を7日までの1週間でまとめました。病床使用率がことし夏の感染拡大第7波のピーク時に迫り医療提供体制のひっ迫具合がさらに厳しくなっています。
12月1日から7日までに県内では、発表日を基本として合わせて1万4,259人が新型コロナウイルスに感染しました。前の週(1万3,304人)から955人増えていて、感染拡大の第8波による新規感染者数は、まだ増加傾向にあります。
7日時点で、新型コロナウイルス患者の入院は420人、このうち重症は6人でいずれも1週間前より増えています。
県内でこの1週間に亡くなった新型コロナウイルスの患者は23人です。(先週:18人)
クラスターは合わせて30件(前週22件)確認されていて、このうち医療機関では4件ありました。
栃木県独自の警戒度レベルは、4段階中、上から3番目のレベル2・感染拡大初期としていてこれを判断する4つの指標のうち病床使用率は、7日時点で63.0%と今年夏にあった感染拡大の第7波のピーク時に記録した最大値の63.7%に迫っています。
※8月24日以来の6割超え重症病床使用率は、13.0%でレベル2以下の範囲ですが1週間前(8.7%)と比べると、上昇しています。