ゾーイのサイン&写真撮影会に出席した葭葉ルミ(撮影:ALBA)

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2シーズン連続でシードを落としたものの、今月2日に終わったQTファイナルステージで6位に入って来シーズン前半戦の出場権を得た葭葉ルミ。本日7日、昨年に引き続き小田急百貨店新宿店で今月25日まで開催中の「冬のゴルフフェスタ」に参加し、ワンポイントレッスン会・サイン&写真撮影会を行った。
同店のM2階には葭葉がウェア契約を結ぶゾーイの店舗があり、そこで3万3000円以上購入した先着4名が葭葉のレッスン券をゲット。屋上にある有賀園ゴルフスクールの練習場で飛距離アップや方向性アップについて熱心に聞いていた。
イベント後の囲み取材では「今年は思うようなショットが打てなくて、後半戦は成績が上手く出なかった」と、メルセデス・ランキング60位に終わった今シーズンを振り返る。それを受けて、「来年はもっと自信を持ってピンを狙っていけるようなショットを打てるようにしたい」と話す。
葭葉が具体的に課題として挙げるのは、「170〜190ヤードのパー3」と「パー5でのマネジメント」。今季のパー3での平均スコアは3.1406で全体93位と、シードを落とした要因のひとつとなっている。「100ヤード以内はチャンスにつけられる。170〜190ヤードのパー3でのティショットの精度をもうちょっと上げられたら」と、弱点をつぶしていく考えだ。
ドライビングディスタンスでは17年に計測が始まってから、2度タイトルを獲得。今年も平均255.55ヤードで全体2位と相変わらずの飛ばし屋っぷりを見せた。しかし、パー5ではその自慢の飛距離を生かせていないと感じている。
「ショット自体はそんなに悪くないのにチャンスにつけられないのはマネジメントだと思うので、バリエーションを増やすという意味では、レイアップするのに170〜190ヤードの精度も必要だし、もちろん100ヤード以内も大事。そういったマネジメント力を磨きたいと思います」
来年は葭葉が6年前からオフに合宿を張っている長崎県のパサージュ琴海アイランドゴルフクラブで「日本女子プロゴルフ選手権」が行われる。「盛り上げるのが私の役目」と思っているが、まだ出場資格がないため、前半戦の活躍が必須となる。「まずは資格をしっかり獲って、コースのためにも自分のためにも優勝が一番いいかなと思います」と、モチベーションは高い。
オフはパサージュ琴海を中心に、基本的に九州でトレーニングや練習に励む予定。課題のショットを磨きながら、慣れ親しんだ長崎で行われるメジャーでのコースマネジメントも再構築していく。
<ゴルフ情報ALBA.Net>