栃木県議会通常会議は6日、質問戦の2日目を迎え、二つの会派から4人が登壇しました。この中で福田富一知事は新型コロナウイルス対応について、今後は新たな行動制限を行わず重症化リスクの高い高齢者などを守ることに重点を置く方針を示しました。

質問に立ったのは、とちぎ自民党議員会の白石資隆議員、栃木の会の横松盛人議員、とちぎ自民党議員会の石坂太議員、とちぎ自民党議員会の早川桂子議員の4人です。このうち白石議員に新型コロナ対策の総括について問われた福田知事は、去年夏にあった感染拡大の第5波以前に比べて重症者や死者の割合が減少していると答えました。

また、石坂議員は福田知事に栃木県の今後のデジタル化の展望について質問しました。福田知事は農林業をはじめとした各分野で一定の手応えを感じているとし、行政サービスの向上や民間企業に対する商品開発の働きかけなど誰一人取り残さないようにデジタル化を進めたいと力を込めました。