この時季に増える火事や災害から地域を守る消防団の活動を学び防災について考えてもらおうと6日、下野市の小学校で体験型の授業が行われました。

社会科学習の一環として石橋北小学校で行われた体験授業には、3年生31人が参加しました。授業は市と地域の消防団、消防署が協力して行っているものです。

体育館に集まった児童たちは、まず市職員と消防団員から消防団の活動内容や働きなどについて説明を受けました。

続いて、児童たちは校舎の外に移動すると、子ども用に作られた防火服を着て小さな消防隊員に変身。

水が出る消火器を使って火を消す練習をしたり、煙が充満したテントの中を歩いたりして、自分の身を守る方法や火事の恐ろしさを体感しました。

また、校庭には消防団と消防署の車両が展示され、児童たちは機材の説明を聞いたり実際に乗車したりして普段できない経験に目を輝かせていました。