栃木県が東京オリンピックでハンガリーのホストタウンとなるなど両国が交流を深めることに力を尽くしたとして福田富一知事にハンガリーの大統領から勲章が授与され、5日県庁で伝達式が行われました。

式ではグヤーシュ・ゲルゲイ首相府長官が「東京オリンピックパラリンピックの事前キャンプの受け入れなど両国の交流に尽力した」と感謝の言葉を読み上げ、福田知事に勲章を手渡しました。

栃木県とハンガリーは2015年の世界陸上の北京大会をきっかけに交流が始まり2016年に県が東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンに登録、大会では陸上やテコンドー、水球など5つの競技の選手たちが事前キャンプを行いました。その後もオンラインで首都、ブタペストの街歩きを疑似体験するイベントを行うなど交流が続けられています。

授与された勲章はスポーツや文化芸術などの分野で活躍し、ハンガリーの発展に貢献した人に贈られるもので福田知事は「両国の交流が今後もさらに活発化するよう努めていきます」と感謝の言葉を述べました。