施設の老朽化のため移転整備を進めてきた日光市にある獨協医科大学日光医療センターの新しい病院が完成し3日、竣工式が行われました。

日光市森友に完成した新しい獨協医大日光医療センターは現在、日光市高徳にあるセンターが老朽化しているため移転、整備されました。

3日は新しいセンターの完成を祝い関係者などが出席してセレモニーが行われました。

建物は鉄筋コンクリート4階建てで、およそ7.5ヘクタールの敷地は日光市が貸与しました。

地域のニーズに応えるため眼科と、救急・総合診療科を新設し、病床は全体で199床作りました。このうち4床は新型コロナウイルスにも対応した感染症用の個室です。

また救急医療や、高度な医療に対応するため高度治療室、HCUが新設されました。

これまでのセンターでは設置が難しかったヘリポートも整備し、救急患者の迅速な受け入れ体制を整えるなど地域の中核病院としての役割を担います。

今、営業しているセンターは今月31日までで、来年1月1日に入院患者を新しいセンターに移送して、外来診療は4日から始まります。