さらに9番トラック「Wild Flower(with チェリーフィルター チョ・ユジン)」 は、今回のアルバムのタイトル曲だ。RMは「華やかだがすぐに消えてしまって、片付けなければならないものが多い花火より、穏やかに咲く野花のように生きていきたいという、僕の望み、混乱を歌った曲だ。チョ・ユジン先輩のパワフルなボーカルが加えられ、僕が話したいことの拡張性が確保されたと思う」と明かした。

RMは最後の10番トラック「No.2(with パク・ジユン)」について「振り向かないようにしようという話は、 ギリシャ・ローマの神話の頃からずっと出てくる話だ。僕たちが何を経験していようが、それは最善だったし、それがあなたの全てを作ったから、振り向かないようにしようという話をしたかった」と伝えた。

また、「最初からパク・ジユン先輩に、淡々としたスタイルで一緒に歌ってほしいと思っていた。彼女の声を借りたら、さらに説得力を得られると思って一緒に制作することになったし、素晴らしい仕上げができたと思う」とつけ加えた。

彼は「結局は音楽というものも、絵のように人間がやるものなので、どんな人生と事由、ストーリー、意志を持っている人から出てきたものなののかという部分が重要だと思う。音楽や楽曲が良いというより、結局はその曲を歌って書いた人の方が重要だと思う。今回のアルバムも、僕のそのような意志や事由が収められたアルバムだと考えてほしい」と明かした。

続いて「僕はアルバムが出た瞬間から、それ以上自分のアルバムを聴かない。その瞬間から観客やリスナーのものだと思っている。このアルバムを聴く方々も、僕が感じたことを共有して、それぞれの解釈や余白で楽曲に生命力を吹き込んでほしい。約4年間、短くはない時間をかけて一生懸命に準備してきたので、楽しく聴いていただけたら嬉しい」と話した。

最後に彼は「人生においてこの曲でものすごいメッセージを伝えたいというよりは、ただ1曲くらいはあなた(リスナー)の好みがあるのではないだろうかと考えている。本のしおりにして、その時々に取り出す銀杏の葉のように、1回ずつプレイリストにある、そのようなアルバム、あるいはそのような楽曲になってほしいというささやかな願いを持ってみようと思う。たくさん愛して、聴いてくださったら嬉しい」とつけ加えた。

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