新型コロナウイルスの栃木県内の発生状況を30日までの1週間でまとめました。

11月24日から30日までに県内では、発表日を基本として合わせて1万3,304人が新型コロナウイルスに感染しました。

先週の1万2,078人から1,226人増えていて、この1カ月で1週間あたりの新規感染者の数は2倍以上に増えています。

感染拡大の第8波に入り、入院する人も増えていて30日現在、入院は321人、このうち重症は4人です。

栃木県内でこの1週間に亡くなった新型コロナウイルスの患者は18人です。(先週:16人)

クラスターは合わせて22件(前週12件)確認されていて、このうち医療機関では4件ありました。

(534~555例目)

県独自の警戒度レベルは国の方針に倣い、先月25日から5段階から4段階に変更されました。

これを判断する4つの指標のうち具体的な数字を示すのは病床使用率と重症病床使用率で病床使用率は、医療全体が危機的状況とされる50%を超える日があるなど医療提供体制が厳しい状況にあると言えます。

※30日現在48.3%

一方、人口10万人あたりの新規感染者数と1週間ごとの比較は、この夏の第7波のピーク時を元に レベル3と4の範囲に入っているかどうかを決めます。

これらの指標に加え医療従事者の欠勤や発熱外来のひっ迫の状況なども総合的に考えて全体の警戒度レベルを判断するとしていて現在は、感染拡大初期のレベル2となっています。