鶴瀬華月がレギュラーデビューに向け好発進を切った(撮影:福田文平)

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<JLPGA ファイナルQT 初日◇29日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇6442ヤード・パー72>
今月行われた最終プロテスト合格者20人のうち13人が、岡山で来季のレギュラーツアー出場権を争っている。そのルーキーのなかの一人、20歳の鶴瀬華月が6アンダー・3位タイで貯金を作った。
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神奈川県横浜市出身ながら、父親の転勤で小学校6年生から仙台で暮らし、宮里藍ら数多のプロを輩出した名門・東北高を卒業。プロテストが終わった後は仙台と、祖父母が住む兵庫県に行き、5日ほどクラブを握らずに心身を休めた。その後、QTに向けての調整を開始。この日の好発進につなげた。
ここで35位以内に入ると、来季のレギュラー前半戦にフル出場できることが見込まれるが、「順位とかスコアは目標にしてなかった。少しでも上にいければ」。このコースも「YouTubeで(2020年の)選手権の映像を見た」というくらいで、今回が初のラウンドだ。力まず、先入観もなし。そんな気持ちが、好スコアを生んでいる。
「アイアンをグリーンに乗せて、ついたらバーディを獲る」というのがプレースタイル。「プロテストの時も一打一打に集中することが目標でした。今回も引き続きそこを目指してやっていきたい」。その先に“レギュラーデビュー”が待っている。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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