アナログが一般的な返金キャンペーンをDX化!デジタル返金キャンペーンシステム「返金デジ」

写真拡大 (全4枚)

株式会社ワイズインテグレーション は、これまで手書きや手入力といったアナログな手法が一般的だった「返金キャンペーン(キャッシュバックキャンペーン)」をデジタル化し、キャンペーンを利用する生活者側もキャンペーンを実施する事業主側も両方の手間とコストを軽減するデジタル返金キャンペーンシステム「返金デジ」を開発し、2022年9月にローンチした。

■「返金デジ」の仕組み
返金キャンペーンは、生活者が商品を購入・使用後に購入金額の一部または全額を返金する施策で、文房具などの日用品から家電のような高額商品まで多くの商材におけるプロモーションで活用されている。

生活者が商品を購入するハードルが低くなるほか、自社商品に自信があることのアピールにもなり信頼感の醸成にも繋がる。同時に、応募の際にアンケートを取ることで、事業主(主にメーカー)側は生活者から商品の認知・購入経路や購入に至った動機、利用シーンといった情報や、商品改善のためのフィードバックを直接受けることができる。

従来の返金キャンペーンでは、生活者側は紙の応募用紙を記入し、商品とともに発送、事業主側はその情報を元に普通為替を発行し郵送、生活者側は為替を郵便局窓口で換金するなど、ほぼすべての工程が手書きや手入力といったアナログな手法で行われていた。

「返金デジ」では、返金キャンペーンにおける応募用紙記入、情報の手入力作業、普通為替発行・郵送・換金といったアナログな手法をデジタル化することで、返金キャンペーンにかかる生活者側および事業主側の負担と手間を軽減する。さらに、事業主側は普通為替を発行し郵送する費用や手入力にかかる人件費を圧縮できるというメリットもある。

同社では、数多くの返金キャンペーンの事務局を担当する中で、業務効率化を図るためシステムによるデジタル化を検討してきた。また昨今、長引く新型コロナウイルス感染症の影響などを背景に、生活者の購買チャネルのオムニ化が加速している。ECでの購入は便利な一方、店頭で商品実物を見たりトライアルしたりすることが難しくなる。



返金キャンペーンは、商品は欲しいけど失敗はしたくないという生活者のインサイトに応えるもので、今後も伸長が見込まれるキャンペーンの仕組みだと考えられる。そこで同社は、これまでアナログな手法が一般的だったキャンペーンシステムのDX化を推進することで、より多くの生活者と事業主の購入接点を生みだしていく構えだ。

■「返金デジ」利用のメリットや、サービス利用の流れ
〇「返金デジ」利用のメリット
【生活者側】
・購入やキャンペーン応募のハードルが下がる
・ PCやスマートフォンでキャンペーン応募ができるため、申し込み用紙を店頭で入手したり、ダウンロードしたりする手間が省け、手書きの必要もなくなる
・ 返金は銀行口座に入金されるので、従来の届いた普通為替を郵便局で返金する手間がなくなる

【事業主側】
・従来のシステムであった手作業や手入力の手間やヒューマンエラーを削減できる
・購買者のデータや、商品に関するフィードバックを収集でき、簡易にデータベース化できる
・普通為替の発行費用や郵送料などのコストを圧縮できる



〇サービス利用の流れ



「返金デジ」を利用すれば、キャンペーンを利用する生活者側もキャンペーンを実施する事業主側も、両方の手間とコストを軽減できる。返金キャンペーンを実施する予定がある企業は、手書きや手入力の必要がないデジタル返金キャンペーンシステム「返金デジ」の導入を検討してみては如何だろうか。

■デジタル返金キャンペーンシステム「返金デジ」

■ITライフハック
■ITライフハック Twitter
■ITライフハック Facebook

ITビジネスに関連した記事を読む
・AIの力で、人の可能性を広げる!株式会社pluszero 株式上場発表会
・ヤンセンファーマ、「治療と仕事の両立支援」のための新プロジェクトとは?
・容器を中⼼とした2040年の未来予測に初めて挑戦!東洋製罐グループ、グループ初となる未来を描いた展⽰ブースを展開
・ヘルシーライフ、サステナビリティ、イノベーションをテーマに実施するプログラム!「Vitality.Swiss」記者発表会
・ネットワークとセキュリティのソリューションでビジネスを加速!ベライゾンジャパン、事業・ソリューション説明会を開催