日本三大豪華客船「ぱしふぃっく びいなす」運航終了へ 客船事業の撤退うけ
残るは「飛鳥II」「にっぽん丸」の2隻となります。
就航25周年のクルーズ客船
ウラジオストク港に寄港した「ぱしふぃっく びいなす」(画像:写真AC)。
SHKライングループの日本クルーズ客船は2022年11月1日(火)、豪華クルーズ船「ぱしふぃっく びいなす」の運航を12月27日をもって終了すると発表しました。
日本の豪華客船としては「飛鳥II」「にっぽん丸」とならぶ「日本三大クルーズ船」として知られていました。
1997年に進水を迎え、今年で就航25年となる「ぱしふぃっく びいなす」。全長183.4m、総トン数は26518トンで、郵船クルーズの「飛鳥2」に次ぐ、日本最大級のクルーズ船です。船体は12階建てで、ロイヤルスイートなどの豪華客室も備え、各種チャータークルーズにも就航し活躍しました。
残る豪華クルーズ客船は先述の「飛鳥II」「にっぽん丸」のみとなりますが、郵船クルーズが昨年、新造船の計画を発表。2025年の就航を目指しているといいます。