戻ってきたよ〜航空需要!

成田空港格安バスの元祖

 東京駅などと成田空港を結ぶ格安高速バス「エアポートバス東京・成田(AIRPORT BUS TYO-NRT)」が2022年11月16日から大幅に増便されます。運行会社のひとつジェイアールバス関東が発表しました。


エアポートバス東京・成田。旧東京シャトルの塗色に準じた京成バスシステムの便(乗りものニュース編集部撮影)。

 下り便(東京駅発)は現行56便から69便(+13便)に、上り便(成田空港発)は57便から74便(+17便)となり、往復合計で143便となります。東京駅〜空港間の所要時間は1時間強、運賃は片道1300円です。

 また、成田空港第3ターミナル23時20分発東京駅行きの深夜便(別運賃)は、11月1日から毎日運行に切り替えて運行しているそうです。

 エアポートバス東京・成田はジェイアールバス関東のほか、ビィー・トランセグループ3社、京成グループ4社の計8社が共同運行。2020年にJR・ビィートランセの「THEアクセス成田」、京成系の「東京シャトル」などが統合されて誕生しました。

 当初は往復合計284便という日本最大本数の規模だったものの、ほどなくコロナ禍に見舞われ減便を余儀なくされました。2022年には、渋谷駅や池袋駅にも新たに成田空港発着の格安高速バスが誕生しましたが、この東京駅発着が元祖かつ本丸といえます。