リニア山梨県駅に直結「新山梨環状道路」東部区間が一部開通 甲府南部の混雑緩和へ
甲府盆地のポテンシャルを爆上げする道路?
リニア山梨県駅&中部横断道に直結
山梨県が整備を進めていた「新山梨環状道路」のうち、東部区間の一部が2022年11月19日(土)に開通します。整備済みの南部区間から東へ延伸する形です。
開通区間は途中で中央道をくぐる(画像:国際建設/山梨県)。
開通区間は国道358号の西下条から、県道甲府精進湖線に接続する落合西ICまでの1.6kmで、並行する国道140号のバイパスとなります。これにより西下条町付近に集中している交通が分散され、沿線地域の環境改善と移動時間の大幅な短縮が図られるということです。
新山梨環状道路は甲府の市街地近郊をぐるりと一周する計画の路線で、西部区間は中部横断道の双葉JCT〜南アルプスIC間がこれにあたり、南アルプスICから東へ、国道358号までの南部区間も開通済みです。これに続く東部区間は、笛吹市内の国道20号までの7.1kmが全線事業化済みです。
南部区間の途上にあるアイメッセ山梨付近には、リニア中央新幹線の山梨県駅が設置され、中央道の甲府中央スマートIC(仮称)も設けられます。この新山梨環状道路は中央道とともに、リニアの主要なアクセスルートを担う計画です。