CRI・ミドルウェアは11月7日、独自の画像技術を活用したEC向けの画像軽量化ソリューション「SmartJPEG」をデスクトップPCで利用できる「SmartJPEG for Desktop」の提供を開始した。

「SmartJPEG for Desktop」(同社資料より)

「SmartJPEG」は画像の内容に応じて、軽量化調整を行う独自エンジンにより、軽量化の影響が出にくい画像は大きく、出やすいものは少なく調整し「画質」と「ファイルサイズ」のバランスを両立することができるソリューション。JPEG、PNG、GIF、WebP、アニメーションGIF・WebPなどの画像形式に対応している(アニメーションWebPは出力のみ対応)。

「SmartJPEG」(公式Webサイト)

これまでクラウドで提供してきたが、大量の画像軽量化処理をデスクトップ環境で行いたいという要望に応え、WindowsとmacOSに対応するデスクトップ版「SmartJPEG for Desktop」をリリース。デスクトップ版では、画像の幅や高さなどのリサイズやJPEG画像を指定サイズまでの軽量化措置が可能となった他、軽量化のレベルやリサイズ設定を個別に保存し、用途に合わせて設定を変えることで効率的に処理を行える。

Webサイトが表示されるまでのレスポンスの速さで来訪ユーザーのコンバージョン率が変化する昨今、ECサイトでは特にネット回線が貧弱だった頃と同様に使用画像サイズの低減が求められる。同社によれば、同サービスを活用することで画質そのままにファイルサイズを最大90%まで軽量化することも可能だという。

「SmartJPEG for Desktop」は、WindowsがWindows 10 64bit(バージョン 1809以降)、Windows 11に対応し、macOSはmacOS Big Sur(11)、Monterey(12)、Ventura(13)に対応。料金は、1ライセンスにつき月額39,800円(税別)、契約は12カ月単位で支払総額税別477,600円。