上野モノレール後継は「コンパクトな乗り物」に 都が基本方針 2026年度開業へ
廃線施設はいったん撤去されます。
駅の位置も若干の変更へ
上野動物園モノレールの40形電車(2018年5月、恵 知仁撮影)。
東京都建設局は2022年11月7日(月)、恩賜上野動物園で2019年10月に運行休止となったモノレールの代替交通について、整備の基本方針を発表しました。
これによると、モノレールに代わる新たな乗りものは「コンパクトな乗り物(小型モノレール等)とすることを想定」としています。
乗りものについては「バリアフリーに配慮し、モノレールと同等以上の輸送量で、省エネで、メンテンナンス性に優れ維持管理コストも高くない」といった観点で整備されるとのことです。
ルートは休止されたモノレールを最大限活用するものとし、東園駅は元の位置のまま、西園駅は、不忍池寄りに変更するといいます。西園駅は、駅舎に併設で飲食店等が設置される予定です。
現場にそのままになっているモノレールの施設は、都が撤去します。
開業予定は2026年度。2024年から設計と工事が開始される計画です。