国道17号バイパス「本庄道路」初の開通は神流川橋 約90年前の橋、12/3に架け替えへ
13.1kmのバイパスのうち、橋は1.4kmです。
計画4車線、開通は暫定2車線で
新旧の神流川橋(画像:国土交通省関東地方整備局 大宮国道事務所)。
埼玉県上里町から群馬県高崎市にかけての国道17号のうち、ほぼ県境に位置する新・神流川橋が、2022年12月3日(土)15時に暫定2車線で開通します。橋は整備が進む「本庄道路」を構成する一部であり、同道路における開通はこれが初めてです。
神流川橋の延長は1.4km。計画4車線です。開通後は現行の橋は通行止めとなり、特に埼玉県側は進入路の道路形状(交差点)が変更されます。
そもそも本庄道路とは、国道17号の渋滞緩和や事故対策、防災・震災対策を目的に、そのバイパスとして2003(平成15)年に事業化されました。総延長は13.1kmです。特に現行の橋は1934(昭和9)年に架設されたものであり、老朽化が著しいことから優先的に架け替えが進められてきました。