公式SNSでコスプレ要員を披露するなんて米軍さすが。

「レインボーギャング」と呼ばれる甲板作業員

 アメリカ海軍の公式SNSが2022年10月31日、ハロウィンに関連した画像を投稿しました。

 カラフルな画像を投稿したのはアメリカ海軍の原子力空母「ニミッツ」。同艦の公式Facebookは飛行甲板で作業する航空要員、いわゆる「フライトデッキ・クルー」の様子を公開しましたが、そのなかにコスプレ姿で艦載機のハンドリングを行う一団がいました。


原子力空母「ニミッツ」の飛行甲板で作業にあたるコスプレしたクルーたち。中央の緑色のクルーはキノコや星を出しそうなポーズ(画像:アメリカ海軍)。

 彼らフライトデッキ・クルー(甲板作業員)は通常、紫、青、緑、黄、赤、茶、白といった目立つ服装で任務に従事しています。なぜ、そのような目立つ格好をしているのかといえば、事故の防止とオペレーションの明確化のためだとか。なお、そのような出で立ちから「レインボーギャング」と呼ばれることもあります。

 今回、空母「ニミッツ」が公開した画像は、普段よりもさらに目を引く格好をしており、なかには規定にないピンク色の服を着用した要員まで。赤、緑、ピンクの服や帽子を着用した彼らは、さながら世界的大ヒットTVゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のマリオ、ルイージ、ピーチ姫といった感じでした。

 このコスプレしたフライトデッキ・クルーの画像公開に対して、SNS上では「Happy Halloween!!(楽しいハロウィンをお過ごし下さい!!)」「Happy Halloween and Thank you for keeping us safe. God Bless(ハッピーハロウィーン。そして私たちの安全を守ってくれてありがとう。神のご加護を)」「Love it this is a cool pics(大好き。これはクールな写真ね)」などといったコメントが寄せられていました。