イム・シワン、映画「非常宣言」で悪役に挑戦…これまで演じてきた役柄とのギャップに葛藤?

写真拡大 (全3枚)

映画「非常宣言」で酷悪なテロリストのリュ・ジンソク役を務め、強烈な演技を披露したイム・シワンは、「marie claire」BIFFエディションを通じてグラビア&インタビューを公開した。

インタビューで彼は、悪役に挑戦した映画「非常宣言」のエピソードを聞かせた。

試写会に来た観客から「この野郎!」と言われたのは初めてだったという話から始まり、これまで演じてきた役柄でできたイメージと、リュ・ジンソクという人物のギャップについて語った。そのギャップで悩んだという彼は、そのためにリュ・ジンソクをより効果的に仕上げることに集中したと明かした。

「悩んだ末に下した結論は、何かをわざとやらないということでした。悪役が持っている典型的なものに、逆に従わなかったとも言えますね」と説明した。また、悪役に共感しようとするよりはプロファイリングの形でアプローチしたと付け加えた。

「非常宣言」に絶賛の声が続出している状況については、「安堵感です」と気持ちを伝えた。「多くの方々が好評してくれて良かったと思っていますが、まだ演技に対する価値観は引き続き作っていく成長期にあるので、褒められたから満足というわけではないです」と伝えた。

自身初の映画だった「弁護人」から、いつの間にか経歴10年の俳優になった彼は「作品をやっていくのは、常に大きくて小さな勇気を出すことでした」と伝え、「それでも俳優という職業への愛情は変わっていません」と明かした。

イム・シワンのグラビア、インタビューの詳細は「marie claire」BIFFエディションで確認することができる。同エディションはソウル及び首都圏地域の大手書店のオンライン・オフラインで販売中の特集版で、第27回釜山(プサン)国際映画祭期間中は映画祭の公式配布先で無料配布された。