つい最近会った後輩メンバーが「須田さんみたいにはっきりしっかり言ってくれる存在がいるだけでグループの空気感が違う」と言っていた。時には厳しい先輩ではあるが、それがグループのまとまりの象徴にもなっていたのだ。そしてそれを今の後輩たちはしっかりと感じ取っている。大変だったこともあるかもしれないが、それら全てが繋がって後輩たちに伝わっているということだ。

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本当、お疲れ様。あと少し怒涛のラストスパート楽しんでね。 思い出を振り返ってて思ったけど、私、意外と“須田亜香里“の面倒見てきた方だと思うわ。結構大変だった気もする。でもそんな人ほど愛おしいし可愛いのよね。だから最後の卒業コンサートでみんなに愛されてる姿を見て自然と泣けたわ。幸せな時間に溢れてて、今まで我武者羅に頑張ってる姿見てきたから、本当によかったねと心から安心したわ。

だーすーが考えることって私が思い付かないことで面白くて個人的にすごく好き。多分、私とだーすーって性格が真逆なんだろうね。そして意外と私よりも世間知らずなこともあったりするから普通に心配。だからご飯行って、これから何したいのか、最近のことだったり、普通の話がしたいな。30代の友として、ね。

(文/大場美奈)

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