100歳を迎えた国民に誕生日カードを送ったチャールズ国王夫妻(画像は『Clarence House 2022年7月27日付Instagram「Blooming marvellous!」』のスクリーンショット)

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チャールズ国王とカミラ王妃から、100歳の誕生日カードを受け取った女性の写真が公開された。王室はジョージ5世の時代から、100歳の誕生日や60回目の結婚記念日などを迎えた人々に祝福カードを送る伝統を続けている。この女性はチャールズ国王が即位後、初めてカードを受け取った数百人のうちの1人となった。

バッキンガム宮殿の公式SNS「The Royal Family」が現地時間23日、チャールズ国王とカミラ王妃からの誕生日カードを受け取った100歳になる女性の写真を公開した。

この女性は、英ノースヨークシャーに住むルース・パーク=ピアソンさん(Ruth Park-Pearson)だ。ルースさんは1922年にスコットランドの都市グラスゴーで生まれ、のちに「王立婦人海軍(Women’s Royal Naval Service、WRNS/WRENS)」に所属した。

ルースさんは100歳を迎えた10月21日に6人の子供達と13人の孫達、25人のひ孫達に囲まれてお祝いしたそうで、翌日に国王夫妻からのカードを受け取った時には大喜びしたという。

大きなカードの表面には、2018年に撮影したチャールズ皇太子とカミラ夫人(ともに当時)のツーショットがプリントされており、内側には夫妻からの祝福メッセージがこのように綴られていた。

「私と妻は、貴女が2022年10月21日に100歳の誕生日を迎えられたことを知り、大変喜んでいます。このような特別な日に、最高に温かな祝福と心よりの慶びを申し上げます。」

王室が祝福カードを送る伝統が始まったのは1917年、国王ジョージ5世の時代だった。当時は100歳の誕生日や60回目の結婚記念日を迎えた人々に、国王からお祝いの電報が届けられていた。

それ以降バッキンガム宮殿は毎年、100歳と105歳の誕生日を迎える人々と、結婚記念日の60周年と65周年、70周年を迎える夫婦に向けて祝福カードを送っている。

2014年にはカードの総数が年間7,500通を超えたため、事務局では発送を担当するスタッフを増員したほどだ。故エリザベス女王の在位中には、英国と連邦国、海外領土などで約130万通の祝福カードが誕生日や結婚記念日などに送られた。

女王が9月8日に崩御後、宮殿はカードを送付するのを一時停止していた。そのためチャールズ国王が君主に即位後、祝福カードを送ったのは今回が初めてだった。

夫妻からカードを受け取った数百人のうちの1人であるルースさんは、英メディアのインタビューに応じ、かつて軍人として女王の父ジョージ6世のもとで従事していたことを回想した。

「考えてみると、私は女王の父親に仕えていたんですね。当時は何も考えていませんでしたが、あとになって突然、自分の年齢に気付くんです。なんてこと、私は昔の国王を覚えているんだ、とね。クイーン・マザーはとてもエレガントな女性でしたよ。」