メーガン妃と結婚したのをきっかけにウィリアム皇太子との関係がギクシャクし始めたヘンリー王子。王室離脱、さらにオプラ・ウィンフリーとのインタビューでメーガン妃と共に王室を批判したことで関係はますます悪化、エリザベス女王の葬儀を経ても状態は変わらないと報じられている。

そのヘンリー王子ウィリアム皇太子が同じ時期にニューヨークを訪れる可能性が浮上している。今週、人権保護団体ロバート・F・ケネディ・ヒューマン・ライツ(RFKHR)がヘンリー王子とメーガン妃に今年の「リップル・オブ・ホープ(希望のさざなみ)賞」を授与することを発表した。授賞式は12月6日にニューヨークで行われる。RFKHRは授与の理由について「夫妻が人種的正義やメンタルヘルスに関する、社会的にポジティブな影響を与える活動をした道徳的な勇気を称える」と説明している。王子と妃が式に出席するのかどうかはまだ発表していない。

実は12月初めにウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃もアメリカを訪問する。皇太子が立ち上げた環境保護のためのアースショット賞の授賞式が開催されるため。式が行われるのはボストンだが、ボストンとニューヨークは飛行機で1時間ちょっと。関係者は雑誌『USウィークリー』に「皇太子夫妻はボストンからニューヨークに移動してクリスマスの雰囲気を楽しみたいと思っている」「皇太子妃はロックフェラーセンターでアイススケートをしてみたい、子どもたちにお土産を買いたいと熱望している」と語っている。多忙極まる皇太子夫妻がこのプランを実現できるかどうかは不明だが、一部の英米マスコミは両夫妻がニューヨークで再会する可能性を報じている。

皇太子と王子が関係改善に向けて動いているのか、そもそも仲直りをしたいと思っているのか定かではないけれど、念のため両夫妻の動きに注目したい。