2ゴールで窮地を救ったレバンドフスキ(左)。(C)Getty Images

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 現地時間10月12日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第4節で、バイエルン、インテル、バルセロナ、プルゼニが同居したグループCでは、バルセロナがインテルをホームに迎えた。

 最初に決定機が訪れたのは前節にインテルに0―1で敗れたバルサだ。9分、レバンドフスキがヘッドで狙うも、ムヒタリアンがゴールライン上でクリアする。

 17分には、インテルにチャンス。チャルハノールのFKにジェコが滑り込みながら合わせるが、バーに嫌われる。

 イタリアの雄は28分にもカウンターからチャンスを迎えるも、ドゥムフリースのシュートはGKテア・シュテーゲンの正面を突く。

 そんななか、先制点を挙げたのはバルサだった。40分、ラフィーニャから絶妙のパスを受けた右SBセルジ・ロベルトのクロスにデンベレが合わせてネットを揺らした。
 
 後半に入って50分、バストーニのパスに反応し、前線に飛び出したバレッラが同点ゴールを奪ったインテルは、63分にも左サイドからのクロスをラウタロが胸トラップから右足でシュート。ゴール左に突き刺し、逆転に成功する。

 他会場のバイエルンが大量リードをし、このままではインテルとの直接対決の結果で2年連続のグループステージ敗退が早々に決まってしまうバルサはここから猛攻を仕掛ける。

 迎えた82分、ショートコーナーからレバンドフスキがヘッド。こぼれ球を自ら左足で捉え、同点ゴールを奪う。

 89分にカウンターからゴゼンスにゴールを許し、再び勝ち越しを許すも、土壇場の90+2分、レバンドフスキがヘッドで決めて、再び同点に追いつく。

 白熱の好ゲームは、このまま3−3のドローで終了。バルサは決勝トーナメント進出に望みを繋げた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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