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 RBライプツィヒは水曜夜に行われるチャンピオンズリーグ、セルティック・グラスゴーとの重要な一戦へと臨むにあたり、ここのところ世間で話題となっているクリストファー・エンクンクのチェルシー移籍への質問に対しては、マルコ・ローゼ監督と同様にドミニク・ソボスライも、「憶測の域を出ない話であり、僕たちには関係のないことだ」と恐らく決めていたであろう同じ言葉で記者団に返した。「彼自身ライプツィヒの選手であることを自覚しており、そしてチームのために全てを尽くしてくれることは明らかなことだよ」

 事実ライプツィヒはこれからワールドカップの6週間において、新たに招聘したマルコ・ローゼ新監督の下で開幕からのつまづきを、少しでも多く取り返さなくてはならないという強い使命感に駆られているところ。とりわけローゼ監督はわずか5ヶ月前にスコットランドの地で1−3と敗戦。グラスゴー・レンジャーズの前に屈しており、さらに4年前にもセルティックとの一戦で1−2と敵地で敗戦。この時はグループリーグ敗退を喫した辛い過去がある。

 「我々と同様、彼らもまた明確な考えをもった攻撃的なチームであり、みていて楽しいよ。非常にアクティブなサッカーを展開するね」とローゼ監督。とりわけセルティックが誇る日本代表三人衆、古橋亨梧と前田大然、旗手怜央のもつクオリティについて警鐘を鳴らした。「日本人選手は小柄で敏捷性に優れ、対人戦で強さをもつよ」なおこの試合ではユスフ・ポウルセンが復調。さらにティモ・ヴェルナーは遂に週末の試合で2得点をマークしており、ローゼ監督はそこで多くを語ろうとはしなかったがエースの復活も期待したいところだ。