期間延長された今がチャンス! 0から教えるマイナポイントの“いろは”
今回のお話「マイナポイントって何ですか?」
マイナンバーカード新規作成&登録で合計20,000円分のマイナポイントがもらえるキャンペーン第2弾が6月末より開始されていますが、「そもそもマイナポイントって何?」という人もいるのではないでしょうか。「なんとなく面倒でマイナンバーカードを作らずにここまで来てしまった……」という人も、一度ここでマイナポイントについて勉強してみましょう。
■マイナポイントキャンペーンの申請は2022年12月末まで
現在、マイナポイントキャンペーン第2弾の最中。お得なキャンペーンですが、そもそもマイナンバーカードを持っていない人は対象外です。2022年12月末までにマイナンバーカードを申し込んだ方が対象となっているので、まだ申請していない方はお早めに!
QRコードつき交付申請書が手元にある方は、スマホで簡単に申請が可能です。交付申請書を持っていない方は、本人確認書類を持って住んでいる地域の市区町村窓口で発行の依頼をしましょう。
■2023年2月末までに紐づけの申し込みを
マイナンバーカードを受け取ったら、2023年2月までにマイナポイントの申し込みをします。キャッシュレス決済と紐づけてから20,000円のチャージもしくは買い物をすることで、上限5,000ポイントの付与を受けられる仕組みです。こちらは第1弾で申し込みをしていない方も申し込みができます。
メジャーな電子マネー、クレジットカード、デビットカード、QRコード決済など、幅広く対象となっているので、お使いのものが対象内かどうか、公式サイトをチェックしてみてくださいね。
そもそもの話ですが、楽天ポイントやPayPayポイントのような形で「マイナポイント」は存在しません。「それぞれが利用している“決済サービス”にポイントがもらえる」のがマイナポイントと理解しておくといいでしょう。
■決済サービスそれぞれのキャンペーンもチェックして
また、それぞれの決済サービスごとにイベントを実施していることも。「マイナポイントをお申し込みの方の中から抽選で〇名様に、さらに〇ポイントプレゼント」といった、駆け込み需要を見込んだキャンペーンが開催されている可能性があります。
紐づける前に、ご自身がよく利用している決済方法でのキャンペーンの有無をチェックし、もらえる確率の高い方法を選ぶことをおすすめします。
■健康保険証としての利用申し込み・公金受取口座の登録でさらにポイントゲット
そして、キャッシュレス決済との紐づけの申し込みの他、マイナンバーカードの健康保険証としての利用申し込みを行った方に7,500円分のポイントが、公金受取口座の登録を行った方に7,500円分のポイントが付与されるキャンペーンも同時に行われており、2023年2月末までが申し込み期限です。
健康保険証としての利用申し込みは、セブン銀行のATMが一番簡単に紐づけ可能。ただし、マイナポイント第2弾の申込みを行った後に登録を行わないと、ポイントが付与されないので注意しましょう。
公金受取口座の登録は、現時点ではマイナポータルを通じてしか登録できません。銀行ATMなどと比べると少しハードルが高いかもしれませんが、スマートフォンからできるので、チャレンジしてはいかがでしょうか。
いずれもマイナンバーカード+数字4桁の暗証番号が必要になるので、準備してから申し込みをしましょう。
■いつも利用している決済サービスと紐付けて
マイナポイントのキャンペーンに参加する上で、一つだけ注意したいことがあります。マイナポイントは、20,000円のチャージもしくは買い物をしないと上限の5,000ポイントがもらえません。そのため、いつも利用している決済サービスと紐づけるのがおすすめです。
中には、平日にQRコードつき交付申請書の発行依頼が難しい……という方もいますよね。自治体によっては土曜でも受付しているところがあるので、一度調べてみるといいでしょう。また、未申請の方あてに7月〜9月頃に交付申請書が送付されているので、そちらからでも申請ができますよ。
いずれにせよ、まだマイナンバーカードを持っていない人はこの機会に発行するのがおすすめ。マイナンバーカードがあれば住民票がコンビニで取得できるなど、日常生活でのメリットもあります。やってみれば意外と簡単に入手できるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
令和のマネーハック58
マイナポイントとはマイナンバーカードを発行し、諸手続きをすることで、指定の決済サービスにポイントがもらえる仕組み。年末まで期間が延びたので、まだ発行していない人は今がチャンス!
(監修:丸山晴美、取材・文:ameri、イラスト:itabamoe)