【MLB】ジャッジ、2戦連発60号で61年ぶりリーグ記録王手 ルースに並んだ、ついに3冠王
史上6人目の60号到達、打率.316でリーグトップに浮上した
■ヤンキース 9ー8 パイレーツ(日本時間21日・ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が20日(日本時間21日)、本拠地で行われたパイレーツ戦に「1番・右翼」で先発出場。9回の第5打席に、2試合連発となる60号ソロを放った。60号到達は史上6人目の快挙。これで1961年にロジャー・マリスが打ち立てたリーグ記録の61本塁打に王手とした。
4-8の9回無死だった。それまで3打数無安打1四球だったジャッジの第5打席。5球目のシンカーを捉えると、打球は大歓声に乗って左中間席中段に飛び込んだ。打った瞬間、本拠地が総立ちとなった当たりは、打球速度111.6マイル(約179.6キロ)、飛距離430フィート(約131メートル)。60本は1927年のベーブ・ルースに並びチーム歴代2位タイとなった。
エンゼルスの大谷翔平投手とのMVP争いは激しさを増す中、大事なシーズン終盤の9月に入ってこれで9発目。147試合目での60号は、シーズン66発ペースとなった。また打率.316としてこの時点でリーグトップ立ち、ついに3冠王に躍り出た。
ジャッジの一発で息を吹き返したチームは、スタントンのサヨナラ満塁本塁打で連勝を飾った。(Full-Count編集部)