フェデックスポイントランキングで、LIVゴルフ移籍組が除外されたことにより来季の出場権を確保した小平智(撮影:GettyImages)

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9月11日は、日本ツアー7勝、米ツアーでも勝利を挙げている小平智の誕生日。1989年生まれで、きょうで33歳。
レッスンプロをしていた父の影響で10歳からゴルフを始め、駒場学園高校から日本大学に進学。大学2年時にQT受験のため中退。2010年の下部ツアー「鳩山カントリークラブ・GMAチャレンジトーナメント」では、片山晋呉以来、史上2人目のアマチュア優勝を飾っている。
11年の「つるやオープン」でプロデビューし、13年の「日本ゴルフツアー選手権」でツアー初優勝をメジャーで飾った。15年には「日本オープン」で国内メジャー2勝目を挙げている。
存在感を示したのは17年だった。シーズン前半は優勝こそなかったが、常に安定した成績を残して10月の「トップ杯東海クラシック」で優勝。この時点で賞金ランキングは自身初の1位。シーズン最終戦で宮里優作に逆転されたが、最後まで賞金王争いを繰り広げた。
18年には米ツアー「RBCヘリテイジ」でツアー初優勝。出場15試合目での米ツアー優勝は日本人最速記録。その後は、米ツアーに参戦。今季は17試合に出場し、9試合で予選突破、最高順位は「ソニーオープン」の12位タイで、レギュラーシーズンのポイントランキングを163位で終え、入れ替え戦に出場していた。
先週行われた入れ替え戦の最終戦「コーンフェリーツアー選手権」では予選落ちを喫し、ポイントランキング29位。限定的な出場資格が得られる25位以内には入れなかった。来季は下部ツアーへの出場資格を有する。
プライベートでは、17年に古閑美保と結婚し仲むつまじい姿を見せている。
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