【おうちde英国ごはん】トマトたっぷり！海老出汁がおいしい「シーフードパスタ」
3年ぶりに海外へ
こんにちは、英国料理研究家の鈴木綾夏（@ayakacooks）です。
7月はお休みをいただいて、3年ぶりに海外へ行ってきました。
ロンドン、ミラノ、バルセロナを巡り、たくさんの欧州料理を食べてきましたので、これから少しずつコラムにて料理をご紹介していきたいと思います！
ロンドン、イタリアで大人気のシーフードパスタ
今回は、ロンドンやイタリアで大人気のトマトベースのシーフードパスタをご紹介したいと思います。
ロンドンでもイタリアでもシーフードパスタを食べたのですが、それぞれ特徴が異なってどちらもおいしかったです！
ロンドンで食べたシーフードパスタはあっさりとしたトマトソースがおいしく、イタリアで食べたシーフードパスタはより魚介の出汁が濃厚でした。
今回はイタリアにあるコモ湖というリゾート地で食べたパスタの味をアレンジして再現してみたいと思います。
コモ湖は、ミラノから電車で1時間ほどで行けるリゾート地。街並みも湖も山も、とてもきれいなところでした。
今回使う具材は、海老、ムール貝、あさり、イカなどの魚介類がメイン。パスタはリングイネを使います。
海老の殻を煮込んで出汁をとり、海老の出汁がきいた魚介のトマトソースに仕上げてみました。
トマトたっぷり シーフードパスタ
材料（2〜3人分）
・海老……5尾
・ムール貝……8ケ
・あさり（砂抜きしたもの）……100g
・イカ……1杯
・セロリ……7cm
・にんにく……1片
・アンチョビフィレ……2〜3枚
・玉ねぎ……1/2個
・トマト（中玉）……4〜5個
・トマトペースト……大さじ1
・白ワイン……50ml
・水……50ml
・リングイネ……180g
※お好みのパスタでもOK
下準備
1. にんにく、玉ねぎ、セロリ、アンチョビフィレはみじん切りにする。トマトは8等分にカットする。
2. 鷹の爪は種を取り除く。
3. 海老の頭と殻をとり、背ワタをとる。
4. イカは1.5cm幅の輪切りにする。
5. リングイネを茹でる。
作り方
1. フライパンにオリーブオイル（大さじ1）を加え、にんにく、セロリ、アンチョビフィレを弱めの中火で加熱する。
2. にんにくの香りがしてきたら玉ねぎを加えて炒め、しんなりしてきたら赤唐辛子とトマトペーストを加えて30秒〜1分炒めてバットに取り出す。
3. 同じフライパンにオリーブオイル（大さじ1）と海老の殻、白ワインと水を加えて、中火で3分間加熱する。
※木ベラなどを使って、頭を軽く潰しながら海老の出汁をとります。
4. ざるを使い、殻と出汁を分けておく。
5. 2とトマトを同じフライパンに戻し、4の出汁とイカを加え中火で2分加熱する。
6. 海老、貝類を加え、あさりの口が開くまで蓋をして加熱する。
7. 海老に火が通ったら、リングイネを加え全体をよく混ぜ合わせる。
9. 塩・黒胡椒で味を調え、器に盛り付けたら完成。
シーフードミックスでもOK！
今回は本場の味を再現するために魚介類を贅沢に使いましたが、おうちで作る場合はシーフードミックスを使うとより手軽においしく作ることができます。
また、海老は赤海老を使うと、パスタソースがとてもきれいな赤色に仕上がります！
コモ湖に行く機会があったらぜひ立ち寄ってみて！
コモ湖で私がシーフードパスタをいただいたのは、「Ristorante Cervo」というお店です。
テラス席に座ったのですが、目の前の景色も最高で居心地も良く、3時間半ゆっくり食べて飲んで楽しませていただきました。
他のお料理もどれもおいしくて、店員さんたちも気さくな方たちばかり。こちらでいただいたカルボナーラもとてもおいしかったので、今度そちらもご紹介させていただきたいと思います！
イタリアに行く機会があった際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
Ristorante Cervo - Como鈴木綾夏 Ayaka Suzuki ｜HPInstagram（@ayakacooks）｜鈴木 綾夏（AYAKA SUZUKI）
