7月13日、女優の杏（36）がジブリアニメの実写版映画『耳をすませば』の主題歌を担当することが発表された。

　2010年にカバーアルバム『LIGHTS』で歌手デビューをはたしていたが、今回、フォークグループ「赤い鳥」の名曲『翼をください』をカバーするという。

　元夫・東出昌大（34）との離婚以降、精力的に活動している杏。2021年は、長期にわたって撮影をしていた日曜劇場『日本沈没-希望の人-』（TBS系）が高視聴率を記録し、2022年もその勢いのまま、CM出演などが続いている。

　そして、7月18日からは杏自身にとっても7年ぶりの“月9ドラマ”となる『競争の番人』（フジテレビ系）が、坂口健太郎とのダブル主演でスタートする。

　さらには映画主題歌発表の翌日に「国連WPF親善大使」への就任も発表され、歌手、CM、女優、慈善活動と、全方位に活躍を広げている。

「杏さんには、年内にも家族揃ってパリへ移住する計画がある、といわれていますが、それが可能なのも、仕事を選んでも困らないほどの“圧倒的な人気”があるからです。

　東出さんとの離婚後、“シンママ”として子育てに臨む姿も相まって、杏さんのタレントとしての株は急上昇しました。CMやナレーションなど、拘束時間が少ない仕事のみならず、映画やドラマといった大きな仕事の現場でも『杏さんを起用したい』という声は多いそうです」（芸能記者）

　2021年11月には、自身のYouTubeチャンネル「杏/anne TOKYO」を開設し、60万人以上の登録者数を誇っている。そしてこの中で、杏はたびたび、ギターによる弾き語りを披露してきた。

「杏さんは子供のころに聖歌隊に所属していて、もともと歌が好きだったそうです。また、2010年のカバーアルバムでの歌手デビューを機にギターを始め、『趣味として続けてきている』とイベントなどで、たびたび明かしています。

　じつは、2022年元日から放送された生涯学習『ユーキャン』のCMでも、弾き語りでMr.Childrenの曲のカバーを披露しています。そして今回、映画の主題歌という、作品全体のイメージに繋がる重要な役に抜擢されました。

　いまや趣味すら大きな仕事になってしまうほど、杏さんの魅力は芸能界でも群を抜いているということです」（広告代理店関係者）

　YouTubeではもっぱら家庭での生活や、ふだんの買い物の延長線上のような動画を投稿している杏。中でも料理動画は100万再生を超えるものも多いが、このチャンネルで得る“副収入”について、「WEB女性自身」はネット制作関係者の声として、「月額400万〜500万円は堅いでしょう」と報じている。

　2022年3月に登場したイベントで「休むことも仕事、頑張らないことも仕事と思って、意識的に自分を解放するタイミングを作っています」と語った杏だが、まさしく、頑張らない仕事でもウン百万円になってしまうとは……。

“パリ暮らし”になっても、生活には困らなそうだ。