オリックス・椋木蓮 [写真=北野正樹]

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○ オリックス 6 − 2 西武 ●

<15回戦・京セラD大阪>

 オリックス期待のルーキー・椋木蓮投手(22)が7日、本拠地で行われた西武戦でプロ初登板初先発し、6回まで2安打無失点7奪三振と好投。嬉しいプロ初白星を手にした。

 高川学園高から東北福祉大を経て21年ドラフト1位で入団した右腕は、最速153キロのストレートを中心にツーシーム、カーブ、スライダー、フォークを駆使して西武打線を翻弄。打撃2冠の4番・山川穂高からは3打席3三振と堂々たる投球を見せた。

 椋木が6回を投げ終えた時点では両軍スコアレスだったが、直後の6回裏に杉本裕太郎の先制適時打など味方打線が3点を援護。7回以降はリリーフ投手陣がドラ1右腕の初勝利へバトンを繋いだ。

 試合後、ヒーローインタビューに応じた椋木は「前半はあまり良くなかったけど、後半はいつも通り投げられた」と自身の投球について話し、「前日から試合が始まるまで緊張したが、試合では緊張しなかった」とマウンド上で躍動した1日を振り返った。

 ウイニングボールは「今日観にきてくれた両親にあげたい」と語った22歳。「この調子で最後まで(一軍に)残ってチームの1勝に貢献できるように頑張りたい」と今後の活躍を誓った。

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