スタンフォード・ブリッジで1年間を過ごし、ロメル・ルカクは再びしばらくの間、チェルシーFCを後にしインテル・ミラノへと復帰することが明らかとなった。すでにここのところ確実視されていたが、水曜日にインテルが正式に獲得を発表。なお今回は1年間の期限付きで、契約に買い取りオプションは付随していない。チェルシーとの契約は2026年まで。

 「インテルは僕に多くのものを与えてくれた」と復帰へとの喜びを語った背番号90は、「最初のときよりももっと、良いプレーをみせていきたいと思う」と意気込みを語っており、特に在籍期間95試合で64得点をマークした類稀なる決定力で2年目にはスクデットを獲得。昨夏には1億1300万ユーロを残してチェルシーに帰還していた。

 しかしながらロンドンでの2度目の挑戦も思うように事は運ばず、10月には負傷のために精細を欠いていき、12月のインタビューではインテル復帰希望を口にして物議を醸すことに。トゥヘル監督の下ではレギュラーの座を得られなかった190cmのベルギー代表は、結局44試合の出場で15得点という結果に終わっている。