リノベーションした築40年のマンションで暮らすインスタグラマーのmiiさんは、自分たちの暮らしやすさを追求したマイホームで子育てライフを楽しんでいます。家を購入したことで、考え方が変わり暮らしが楽しくなったそう。そんなmiiさんが心地よく暮らすコツを教えてもらいました。

自宅を購入して暮らしの考え方がアップデート。無理をしないことが大事と気づいて…

miiさんの自宅は築40年、84平米のヴィンテージマンション。3年前に購入しリノベーションしました。好きなようにリノベーションをしたことで、常にきれいな状態をキープしているのかと思いましたが、じつは子どものオモチャが出しっぱなしになっていることも少なくないそう。

「小さな子どもがいるので、床にオモチャが散乱していることもしょっちゅうあります。でも、それって当たり前のことですよね」と、笑顔で話すmiiさん。

片づけをしていて、自分が「気持ちいい」と感じる瞬間だけを写真におさめて残しているそう。完璧を求めすぎないマインドや、適度な緩さが暮らしのなかで必要だということなのですね。

●完璧を求めない。片づけはみんなで協力すれば効率的

すべての家事をひとりで行うのは至難の業。自分の時間やお子さんたちとの時間を確保するためには、家族みんなで協力し合って片づけて、家の中の美しさをキープするのが効率的です。

・家族全員で10分片づけ

10分は短い時間ですが、いざ片づけてみると見違えるほどキレイになります。時間の余裕がないときの10分は結構キツいですが、時間に余裕があるときの10分ならそこまで負担にならなそうですよね!

・子どもでも片づけやすい収納の工夫

オモチャで遊んだら元の場所に片づける癖をつけてもらうためにも、お子さんたちが自発的に片づけられるようにしているそうです。とはいえ、miiさんのお子さんたちはまだ5歳と3歳。片づけの手順が複雑だと自分たちだけで片づけることができないので、“箱に戻すだけ”など、できるだけ簡単な工程で片づけられるように工夫しているそうです。

・部分的に片づける

家全体の片づけを毎日するのはとても大変。取りかかるとそれだけで1日が終わってしまい、お子さんたちの話を聞いてあげる時間が取れなくなってしまうことも…。時間は有限だからこそ、優先順位をつけることが必要なのでしょう。

●家を購入してから本当に必要なものを考えるように

miiさんは、マイホームを持ってから“本当に必要なもの”について常に考えているそうです。

「本当に必要なものの定義って難しくて、生活する最低限のものだけに絞ってしまうと窮屈になってしまう。でも、持ちすぎる生活はしたくないんです。折り合いが難しいですね」

子どもたちにも、本当に必要なものについて考えてもらう機会を定期的に取っているそうです。

「毎回ではありませんが、『今は欲しいと思っても、家に帰ったらもう見向きもしなくなってしまう程度のものなら、いらないんじゃない?』と聞いて、考えさせるようにしています。必要なものなら買ってあげたいけれど、数時間で飽きてしまうものばかり集めてもあまり意味がないのではないかと思うので」

必要なのは、生活していく上で必要なものと心を潤わせるためのアイテムです。心地良い暮らしのためには、「欲しい」という気持ちの取捨選択を行うことが不可欠なのかもしれませんね。