お土産の調達なら地元のスーパーで買うのが安い!という不定期連載の人気シリーズ。

「番外編」として、海外のスーパーマーケットで調達したい、また実際に調達したお土産を紹介する。今回は日本人旅行者に人気が高い国の1つである「フランス」だ。

フランスのスーパーは楽しい。商品パッケージもおしゃれで、つい何時間もウロウロして品定めしてしまう。昔、日本にもあったフランス発「カルフール」が撤退して今はないのが、本当に惜しまれる。

フランスのスーパーで調達するお菓子で、定番中の定番が「ラ・メール・プラール」だ。フランスの世界遺産、モンサンミッシェルゆかりの商品。モンサンミッシェルの老舗レストランでプラールおばさんが考案したという。サブレ、パレ、パレシトロンの3種類があり、スーパーにも置いてある。味はもちろん、商品パッケージもステキだ。

フランスのジャムと言えば「ボンヌママン」が有名。日本でもスーパーでよく売られている。小サイズで400-500円以上するが、フランスのスーパーだと中サイズで180円ほどと激安だ。

ただ、ジャムは日本へ持ち帰るのがなかなか難しい。プチプチを持参または調達して包むか、タオルや衣料などで包んでしっかり保護するのがいい。また、瓶入りのジャムはけっこう重いので、帰国時、飛行機の受託手荷物の許容量も必ずチェックしたい。

フランスのスーパーにたくさん並ぶ調味料も、自宅向け土産におすすめ。

どれか1つと言えば「Albert Menes」(アルベール・メネス)のPersaillotte(ペルセイロット)がいい。パセリ。ニンニク、小タマネギが入っていて、塩とニンニクが効き、サラダや肉料理、魚料理などどの料理にも使いやすい万能調味料だ。

ヨーロッパ版ポッキーと言われる「MIKADO」も、お土産のネタにいいかもしれない。誰もが食べやすいミルクチョコレート味。商品パッケージも、日の丸のようでフランスらしいおしゃれな感じがする。

日本でもレジ袋が有料になり、エコバッグが欠かせない。ヨーロッパでは先にエコバッグが主流で、スーパーでも売られている。

「MONOPRIX」のエコバッグは、昔から人気が高い。特に、エッフェル塔などが描かれたデザインは、パリ土産に最適だ。折りたたんで収納できる袋入りで持ち運びもしやすい。

その他、フランスらしい紅茶、マドレーヌやフィナンシェなどのお菓子、さらに、バラの香りがするハンドクリームや石けんなども、スーパーにはたくさんある。「MONOPRIX」などはオリジナル商品などもあって楽しい。

【フランスの主なローカルスーパー】
・モノプリ
・カルフール/カルフールエクスプレスなど
・フランプリ

(Written by AS)