温めるだけで豪華な冷凍食品。ロイヤルホストやTGIフライデーズも
コロナ禍も2年目。感染者数は落ち着きつつありますが、身近な人が感染するなど濃厚接触者になったり、自宅待機を強いられるなど突発的な事態はまだまだ続きそうです。今回は、家族全員の自宅待機を経験したライター佐藤望美さんが、期間中に「あってよかった!」と実感した冷凍ミールキットについて詳しく教えてくれました。
待機期間は「お楽しみ」が圧倒的に少ない!食事が唯一の息抜き
この春に家族が新型コロナウイルスに感染してしまい、全員が自宅待機になってしまったという佐藤さん。ごはんづくりの食材については、たまたま買い物をすませたばかりだったことと、以前から利用していた食材宅配を駆使して「食べるものがなにもない!」という事態はどうにか避けることができたそう。
「でもずっと家にこもっていると、やっぱりストレスが溜まります。動画配信サービスや読書などで気を紛らわせようにも、それだけではとうてい無理。せめて食事タイムを楽しく盛り上げたい! という切実な気持ちに…。そんな状況で、待機前から冷凍庫にストックしていた冷凍ミールキットにかなり助けられました」
佐藤さんは、以前から「時間がないとき」「気分がのらないとき」のお守りアイテムとして冷凍ミールキットをいくつか常備。今回は佐藤さんが実際にストックしていた冷凍ミールキットを3つ、教えてもらいました。
●ロイヤルホストの手の込んだ料理が自宅で楽しめる!ロイヤルデリ
「自炊にうんざり」「毎日3食つくるのは本当に面倒だなぁ」と思い始めた自宅待機3日目に食卓に登場したのは、ロイヤルデリです。
ロイヤルデリは、ファミレスのロイヤルホストなどを運営するロイヤルが手がけたフローズンミールブランド。自社キッチンで、シェフが手づくりしたものをそのまま冷凍しているのでレストランのクオリティーです。
佐藤さんはメイン料理になるハンバーグ、シーフードマカロニグラタンなどの「THE・洋食メニュー」を中心にストック。
なかでもこのオニオングラタンスープ(スープ2袋、クルトン2袋のセットで税込1240円)は、「12時間コンソメを煮込むのは自分では無理! 手抜きしておいしいものを家で食べたい」という思いで購入していたものだそう。
「調理は湯煎とオーブントースターで温めるだけ。クルトンとエメンタールチーズも付属しているので本格的です。おかげで外食気分を味わうことができました」
●ガッツリ肉が食べたい!TGIフライデーズの冷凍ハンバーガーキット
子どもたちに好評だったのは、TGIフライデーズの冷凍ハンバーガーキット(パティ2枚、バンズ2個、岩塩のセットで税込み2200円+送料)。ニューヨーク発祥のアメリカンレストランが手がけていて、レストランでのテイクアウトとデリバリー、オンラインサイトで販売されています。
「これは、わが家の状況を見かねた友人が手配して自宅に差し入れてくれたもの。ビーフパティ&バンズ、岩塩がセットになって冷凍宅配で届きました」
アメリカサイズだから、ハンバーガー2個で家族4人が満腹に。
「焼いてつくることで時間もつぶせるし(笑)、ボリュームたっぷりだから非日常感を楽しめてとてもよかったです」
●待機解除前夜はデリの盛り合わせミールで乾杯!グランデリカ
食卓が盛り上がったのは、グランデリカのフローズンミール(3食セットで税・送料込み4280円)。ユニマットが手がけた新ブランドです。おしゃれなデリの冷凍ミールと、箱ごと電子レンジでチンするだけの手軽さがポイント。
「大豆ナゲットやバジルチキン、アヒージョなど冷凍ミールではあまり使われないような料理が少しずつ入っています。しかもパッケージもかわいい! じつはママ友と家でごはん会をするときに使おうと思って用意していたものなんですが、待機期間終了のお祝いで使ってしまいました」
「いろいろ試してみて、冷凍ミールはかなり進化していることに驚きました。冷凍なら長期間の保存がきくし、こんな風に外に出られないときのレスキューごはんにうってつけ。もちろん、普通に食事づくりを手抜きしたいときにも便利に使っています」
佐藤さんは、いざというときのために冷凍ミールを補充しておくつもりだそう。突然の外出自粛に備えて、みなさんもある程度ストックしておくといいかもしれませんね。ぜひ参考にしてみてください。