やせる「甘酒みそダレ」。つくりおきできて、新陳代謝が上がる
忙しいときのダイエットには、つくりおきできる“やせダレ”がおすすめです。定番食材に合わせるだけで、代謝アップや美腸をつくるおかずがすぐ完成しますよ! 今回は、料理研究家の新谷友里恵さんに、ニンニクみそがおいしい甘酒みそダレと、それを使った2品を教えてもらいました!
代謝アップ&腸元気!つくりおきもできるやせダレとは?
やせやすい体をつくるには、冷えや便秘の予防が大切です。そのために活用したいのは、辛味食材と発酵食品!
●辛味食材×発酵食品=やせダレに!
2つを混ぜたやせダレなら、毎日の食事でとりやすくなりますよ。
辛味食材は冷え太りを予防して代謝アップ!
血流悪化で体が冷えると、エネルギー代謝が低下しやすくなります。そこで、ニンニク、ショウガ、スパイス、キムチなどの辛味成分のパワーで血流を改善。血液にのって栄養素や酸素が体じゅうに行き届き、代謝がよくなります。
発酵食品は腸内環境を整え、おなかスッキリ!
発酵食品には、乳酸菌、麹菌、納豆菌、酢酸菌などの働きで、ダイエットを助ける栄養成分が含まれています。発酵食品をタレにしてこまめにとることで、腸内環境が改善。ダイエット中の便秘や肌荒れも防げます。
コクのある「甘酒みそダレ」でやせやすく疲れにくい体に!
甘酒&みその発酵食品コンビで、代謝アップを促すビタミンB群、アミノ酸などがつまった優しい甘味、うま味のみそダレに。ニンニクのアリシンが疲れにくい体をつくります。
●甘酒みそダレ
材料(つくりやすい分量)
甘酒(米麹・濃縮タイプ)150g
みそ100g
ニンニク(すりおろす)2かけ
【つくり方】
(1) すべての材料を混ぜ合わせる。
[大さじ1で23kcal]保存期間/冷蔵で2週間
活用法1:青菜のあえものに!
さっぱり味だとものたりない青菜のあえものに、コクをプラス!
●ホウレンソウの甘酒みそあえ
【材料とつくり方(4人分)】
(1) ホウレンソウ2袋(400g)は熱湯でさっとゆでて5cm長さに切り、水気を絞る。
(2) ボウルに(1)のホウレンソウ、甘酒みそダレ大さじ4を入れてあえる。
[1人分43kcal]
活用法2:切り身魚に塗ってみそ焼きに!
甘酒の甘味とみその香ばしさでいつもの焼き鮭を格上げ!
●鮭の甘酒みそ焼き
【材料とつくり方(4人分)】
(1) 生鮭(切り身)4切れに甘酒みそダレ大さじ3を塗る。
(2) 魚焼きグリルを中火で熱し、(1)の鮭を並べて3〜4分ほど焼いて火をとおす。
(3) (2)を器に盛り、青ジソ適量を添える。
[1人分124kcal]
<こんな活用法も!>
甘酒みそダレはコクがあるので、淡泊な味の鶏ササミに塗って焼いたり、湯豆腐などに合わせたりすると満足感がアップ! もち麦やオートミールのおにぎりに塗って焼きおにぎりにするのもおすすめです。
おかずやタレなどをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう。