さまざまな商品を取り扱っている「カルディ」。なかでも、青と黄色のパッケージが特長的な「さばの水煮」は買ったことがあるという方も多いのでは? 今回は食に詳しいライターの高木沙織さんが、「さばの水煮」と合わせてつくる絶品のタレをレポしてくれました!

とっても便利で料理の救世主!カルディ「さばの水煮」

言わずと知れたカルディの人気商品「さばの水煮」。下処理が不要なので、そのまま食べることができるのはもちろん、カレーやチャーハン、サンドイッチなどの具としてアレンジすることもできます。

カルディのさばの水煮は、くさみが少なくそれでいてうま味がギュッと凝縮されているため、料理の味に深みが出るのですが、今回は水煮と一緒に炊飯器に入れてスイッチをONにするだけで、簡単にビビンバ風サバご飯がつくれてしまう商品を発見! 早速、調理してみました。

●「さばの水煮」と一緒に買っても357円!

私が見つけたのは「さば缶deご飯 ビビンバ風さばご飯の素」という商品で、「さばの水煮」と合わせてつくります。さば缶とビビンバは初めての組み合わせですが、なんだかおいしそう!

ゴロッと大きく、サバの太い部分がぜいたくに使われた「さばの水煮」は、いつ見ても食べ応えがありそう。

そして、コチュジャンに唐辛子とニンニクペーストを合わせた炊き込みご飯の素「さば缶deご飯 ビビンバ風さばご飯の素」からは、韓国料理特有の甘辛くていい香りが漂います。

この2品をお米と一緒に炊飯するだけで、ビビンバ風サバご飯がつくれるというので、実際に調理してみましょう。

●タレと缶を混ぜてスイッチONして待つだけ!

ビビンバ風さばご飯のつくり方はとても簡単。

白米2合を研ぎ、炊飯釜に2合分の水を加えます。そこに、「さば缶deご飯 ビビンバ風さばご飯の素」1袋と、水切りした「さばの水煮」1缶を入れて、炊飯するだけ。

軽く混ぜてみると、「これぞ、ビビンバ!」という色になりました。

あとは、スイッチを入れて炊き上がるのを待つだけなのですが、その間にも食欲をそそるいい香りがキッチン中に広がります。

待つこと、通常モードで炊飯して約50分。炊き込みご飯の完成です!

ふっくらとしたサバとご飯を混ぜて、ざっくりと身をほぐします。サバをしっかりと感じたい方は、大きめの身を残すように混ぜるといいかも。

器に盛りつけて、まずは、そのままいただきます。

●いざ実食。気になるお味は?

ビビンバ風の香りと味わいがまずは感じられます。お米にコチュジャンなどのタレがよく染み込んでいるのですが、甘みが優勢の優しい辛さ。これなら、お子さんが食べるのにも、それほど辛くないかも。

さらに、不思議なことにサバも負けてはいません。炊飯時にうま味が染み出したからか、全体的に、まんべんなくどこを食べても薄っすらとサバを感じます。それが、さりげなくて、ビビンバ風の味つけとよく合うんですね。

言うなれば、和風だしのビビンバ。サバとビビンバの組み合わせ、アリです!

●卵をのせて、さらにアレンジ!

続いては、商品名でもある“ビビンバ風さばご飯”にちなんで、ナムルや温泉卵をのせたバージョンもつくってみました。

これは、寸分たがわずビビンバです。食べ進めていくうちに、ほくほくとしたサバの身が出てくると、満足感がグンと増します。

ビビンバを自宅でつくろうとすると、材料も手間もかかりますが、これなら簡単。

「さばの水煮」にこんな食べ方があったなんて、可能性はまだまだ未知数ですね。ほかにも、同シリーズから「焼きさばご飯の素」も販売されているので、気になった方はぜひお試しあれ。