梅雨時期になると室内干しした洗濯物がくさい、そもそも洗濯機周りがなんかにおう…というお悩みが増えます。「その原因は洗濯機にあるかもしれません」というのは、時短家事コーディネーター、お掃除スペシャリスト講師のAyakaさん。梅雨前に掃除しておきたい4つのポイントを教えてくれました。

 

<写真>パッキンの裏にもカビ。悪臭の原因に

洗濯物がくさい!洗濯機まわりがにおう!梅雨前に掃除したい場所4つ

梅雨の時季はカビを気にされる方が多いのではないでしょうか。とくに、洗濯物を部屋干ししたときににおいが取れずに悩まれる方が毎年とっても多いです。
どんなに洗濯してもにおいが気になる、梅雨の時期の洗濯機周りのカビが気になる…。そんなお悩みを解決するために、今回は洗濯機のカビ対策についてお伝えしたいと思います。

●1:洗濯槽のカビが洗濯物のにおいの元に

洗濯物のにおいが気になる方は、じつは洗濯物だけに原因があるのではなく、洗濯槽に原因がある場合がとても多いです。洗濯槽のカビ取りは、月に1回のお掃除が推薦されています。なかなかできない方、月に1回もやっていない方はぜひ、メーカーが推薦しているクリーナーを使ってみてください。

 

市販で売られているものよりも少し高価ですが、汚れの取れ具合がすごいので、毎日使う洗濯機のために梅雨前に一度、強力な洗剤を使ってカビ取りをしましょう。

●2:洗濯機の排水口は盲点!悪臭の原因に

排水口といえばお風呂場やキッチンの排水口を思い浮かべる方多いと思いますが、じつは洗濯機の排水口もお掃除が必要な場所。衣類の汚れを流すところなので、放置しすぎはNGです。
放置すると悪臭の原因になり、常に水が溜まっているところなのでカビが生えやすくなります。

洗濯機のメーカーやご自宅の排水口により外し方はさまざまですので、取扱説明書を読んだうえで掃除をしてください。業者さんにも「ここの掃除は必ずしてください!」と言われるほど大事な場所です。
またまれに、排水口の中の水が流れる穴のところに衣類の繊維が詰まっている場合があるので、ビニール手袋をつけた手で排水口の中の穴の部分までチェクしてください。
見えづらい部分なので配管クリーナーなどを使って繊維を溶かし、スッキリさせるといいですよ!

●3:洗濯機の見えないパッキンにもカビが!

洗濯機でもゴムパッキンを使用している部分がたくさんありますよね。ここも放置するとカビが発生、洗濯物につくとにおいの元に。梅雨の時期は湿度が高いので、カビが増殖してしまいます。

中性洗剤と歯ブラシを使ってきれいに汚れを取り除きましょう。

掃除頻度が低い部分ですので、掃除をする時期を大切にしてください。カビが生えやすい梅雨の時期に一度ここのお掃除をすることをおすすめします。

●4:洗濯機裏はハンディーモップでしっかり掃除

最近では洗濯機が移動できるようにキャスターをつけている方も多いですが、動かせない洗濯機の場合は、洗濯機裏、そして下のホコリを取り除くこと。

ご自宅にあるハンディーモップを使うと、思った以上にホコリが取れるのでおすすめです。

今回は梅雨の時期、カビが増えやすい洗濯機周りのお掃除チェックリストをお伝えしました。毎日使う洗濯機なのでお掃除するタイミングがなかなか取れないかもしれませんが、梅雨の前にぜひ一度ご自宅の洗濯機の汚れを見て、掃除をしてくださいね。