自転車の安全な利用を推進するため、宇都宮中央警察署は事故につながる悪質で危険な自転車利用者の取り締まりなどを強化する専門の部隊を結成しました。

 

宇都宮中央警察署に新たに結成されたのは、「自転車安全指導部隊」です。部隊は悪質で危険な自転車利用者に対する指導や取り締まりを強化するとともに、ヘルメットの着用を周知するために結成されたものです。

 

宇都宮市内で16日、隊の結成と出発式が行われ、伊東毅署長から25人の警察官が隊員に任命されました。オリジナルの腕章を身に着けた隊員たちは、通勤や通学で自転車の利用が多く事故の発生が多い市の中心部を重点的にパトロールします。

 

宇都宮中央警察署の管内では過去5年間に自転車事故が841件発生していて、毎月8日を「自転車安全指導強化日」として活動を強化していく方針です。